Bye Bye Moore

猫マンション建築の野望を胸に零細事業主として資本主義の荒波に漕ぎ出したアラサー男の技術メモ

Bye bye "More Moore"

終わる終わると言われていたMoore路線ですが、いよいよ本当に限界が来てるようです。
ビジネスニュース オピニオン:「ムーアの法則は間もなく終えんを迎える」、BroadcomのCTOが語る - EE Times Japan
の記事で

「パーティーはまだ終わっていないが、そろそろタクシーを呼んだ方がいい時間に差し掛かったころ」

なんて業界CTOの発言が紹介されています。

実際のトコロ、微細化方向は設備投資と利益との比率が危険水準に達しています。
日本はこのチキンレースから脱落してしまっていますが……

半導体業界がこの先生キノコる道

半導体業界がこの先生キノコるには、大きく分けて3つの道が考えられます。

  • More than Moore
  • Beyond CMOS
  • 光回路
  • 有機回路

More than Moore

まず、このブログのタイトル"Bye bye moore"の元ネタになった"More than moore"からです。
これは、「集積化とかもういいので、SoC、MEMSとか別の方向で頑張ろうぜ!」という発想です。
今実現できる技術を使ったパッケージを提供することで、お値段以上の商品を提供できます。
個人的には、日の丸半導体が生き残る道はこちらなんじゃないかと思ってます。

Beyond CMOS

現在の主流であるシリコンを別の素材で置換するという考えをもとに色々と研究が進んでいます。
各分野の最先端が集まっている非常にアツいジャンルではありますが、アツすぎて私には全く理解できません(
実現は相当先だと思いますが、市場化したら色々ひっくり返すインパクトがあると思います。

光回路

詳しくないので詳細は割愛しますが……光導波路という技術があります。
現在電子でやりとりしてるものを光子で置換しようなんてイカした発想です。
応答速度が凄まじい上に、電子より熱が出ないなどまるで夢の技術です。
問題は、商用にはほど遠い事位でしょうか(

有機回路

BeyondCMOSと似た概念ですが、こっちは有機物を使います。
素材の選び方次第では、体に埋め込んで、用が済んだら溶けてなくなる回路も実現可能。
今の所、絹をベース回路としてLEDを光らせる所までは行っているようです。
そのうち血液に沿って進み病原菌を焼き殺すという素敵な路が実現するとか何とか。