Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

rfcommをつかって、Bluetooth機器をシリアル通信機器のごとく扱う

rfcommは遠隔にあるBluetoothを仮想シリアルポートとして認識させるコマンドです。
より正確には、

Bluetoothプロトコルスタックの一つで、L2CAP(メモ:Bluetooth機器間の通信路。OSIの第二レイヤに相当)上でRS-232Cシリアルポートの転送機能をエミュレーションするもの。
これにより、従来の有線によるデータ転送をそのまま無線に置きかえることが可能となる。

と、なかなかに野心的な企画との事。

使い方

単独で00:00:00:XX:XX:XXというMACアドレスの端末に接続する場合、

# rfcomm connect 0 00:00:00:XX:XX:XX 1 &

プロセスとして動くので、一応&をつけておきます。

頻繁に使う場合や複数のポートを設定したい場合
/etc/bluetooth/rfcomm.conf
というファイルに設定を書き加えてあげることもできます。

一度チャンネルを割り当てておけば

# rfcomm listen 0 1

とやるだけで認識してくれます。