Bye Bye Moore

猫マンション建築の野望を胸に零細事業主として資本主義の荒波に漕ぎ出したアラサー男の技術メモ

【読書メモ】Slack: Getting Past Burnout, Busywork, and the Myth of Total Efficiency

Slack: Getting Past Burnout, Busywork, and the Myth of Total Efficiency

Slack: Getting Past Burnout, Busywork, and the Myth of Total Efficiency

この本は世界的な品質コンサルタントであるトム・デマルコ氏による、プロマネの本です。
日本では「ゆとりの法則」というタイトルで知られています。
ゆとりの法則 ? 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解

ゆとりの法則 ? 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解

デマルコ氏はエンジニャー界隈経由でしったので、ソフト屋さんかと思っていました。
実施には、経営全般の品質向上を扱っているそうです。
事実、本書には全くと言っていいほどソフトウェア業界固有の話題が出てきません。
かわりに、組織における冗長性と効率性について、軽めな(ただし時々キツい)文体で語ってくれます。

内容:どこでも適用できそうな事例が豊富

本書には

などなど、ネット上の社会問題の大先生方が、さも日本固有の問題かのように語る事象がアレコレと例示れています。
結局のところ人間の根っこは地球上どこでもどの時代でも大して変わりはしないのでしょう。
ほぼ行き来のなかった同時期の古代中国とローマ帝国で同じような格言があったと聞きますし。
そういった意味で、本書の事例はどこでも再現できると考えられます。

英語的難易度

英語の語彙も専門的なものはほぼ無い上、出てくるにしても補足があるのでTOEIC530点のクソザコナメクジでもOK。
その上、難しめなところは図表でカバーしてくれる親切仕様。
少なくとも私にとっては、聖書やハリーポッターよりかは読みやすかったです。