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Bye Bye Moore

猫マンション建築の野望を胸に零細事業主として資本主義の荒波に漕ぎ出したアラサー男の技術メモ

【読書メモ】とろける鉄工所

読書メモ

たまには漫画を。
とろける鉄工所」は自身も鉄工所勤務をされていた野村宗弘先生による、緩めなお仕事漫画です。

元ミュージシャンの北さんを主人公に、鉄工所の仕事っぷりを描くのが主なコンテンツ。
あとは、たまに登場人物の恋模様や家庭事情が出てきたり。
(プロジェクトX的な展開は)ないです。

個人的に好きな話数

24話

社長が営業にまわる話。
中小企業に振ってくるのは高難易度か短納期か。
このエピソードで振ってきたのは短納期でした。*1
「ほんま毎回計画が立てられんの 丁寧に作らせてくれえや……」という小島さんの台詞が沁みます。
でもね……現場が苦労するなら、取ってくる側だって苦労してるはずです多分。

57話

小島さんが初7日で忌引のため、社長が納期ずらしを依頼する話。
結局、ライバル会社のアズルさんに仕事を依頼して難を逃れます。
方や土日出勤の地獄、方や暇になって週休三日給料遅配……中小企業の経営って多分こんなもんなんでしょう。

97話

朴念仁な社長の過去エピソード。
自分で作ったもので生計立てたいと思っていたら、
いつのまにか経営・営業担当になっていたっていう。
ある意味、今の私に通じる所がありますね。
たまにヘルプで仕事に入るとイキイキする辺りも何だか……自分の将来はこんな感じなのかも……

230話

チームリーダーに抜擢された石井さんの思い出話。
もとは自分の鉄工所を持っていたものの、不況とアジア勢の進出で看板を畳んだ件がしんみりきます。
各種薀蓄からも技術力があるのは間違い 無いのでしょう。
が、それだけじゃぁ喰っていけないんですねぇ……悲しいなぁ。

*1:その分、色をつけてくれたようですが