Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

ファクタリングとは?

2020/11/2追記

結局、このまとめの後にファクタリングを使いました。
今のレートだと、二社間ファクタリングの手数料は20~25%ほどになります。
年利で換算するとドエライ金額ですし、後々の事を考えると

今回は経営のお話。

事業用資金を調達する方法として、一番ポピュラーなのは売掛け金回収ですね。
あるいは、手形というのもあるでしょう。

ただ、このどちらも「月末締め翌月末払い」というように回収にタイムラグが出ます。
この時間差を緩和してくれるのが、ファクタリングです。

カタカナ語なので分かり辛いですが、要は「売掛債権を回収する権利を買い取ります」という話です。
例えば、来月末に300万円の売掛け金回収があるとします。
この300万円を「受け取る権利」を手数料他を引いた金額で買い取ってくれるのがファクタリング会社です。

実績のある取引先の債権ならば、たいていの場合通る様です。
融資では無いため、バランスシート上も有利……らしい。

注意として、あまり回収期間が長い*1だとか、金額が多すぎる/安すぎる*2と通らない可能性もあります。
また、「手数料」と「掛け目」のマジックで四分の一、あるいはそれ以上が持ってかれるというケースもあり得ます。

とはいえ商工ローンよりかは安全であるのも事実。
売掛債権があって、その後に回復トレンドであると確信できる場合は
資金調達オプションとして採用してみるのもいいでしょう。

で、実際に使ってから暫くして思い返すと(2020/11/2追記)

結局、このまとめの後にファクタリングを使いました。
今のレートだと、二社間ファクタリングの手数料は20~25%ほどになります。
年利で換算するとドエライ金額です。
今にして思えば、ファクタリングを使うほど状況が詰められているなら、
翌月だって何かしら(外注先の作業遅れによる入金ずれとかが)あると思っておくべきでしたね。
冷静に状況を先回りしとけば、プロジェクトの入金ずれ対応と称して、国金の支援策経由で借り入れもできたかも。
結局、トラブルには正面からぶつかった方が後々の経験にもなるし、そもそものダメージも後で倍返しされるくらいならその場で叩きのめされた方がマシでした。

*1:目安、45日以上

*2:実際のスパンとして100万円~1000万円くらいが相場みたいです