Bye Bye Moore

猫マンション建築の野望を胸に零細事業主として資本主義の荒波に漕ぎ出したアラサー男の技術メモ

【読書メモ】火星の人

火星の人

火星の人

映画にもなった、ハードSFです。
説教臭くなく、そこそこ理系の素養のある人なら難なく読み進めることができます。

この作品のキモはポジティブかつジョーク好きな主人公の立ち振舞にあるかと。
常人なら数度は心が折れてる局面も、小粋な軽口をまじえて打開策を見つけ出していきます。

今度という今度は何とかなるでしょう……と期待をもたせた所で、
絶妙なタイミングでおこる不慮の事故。
それも持ち前の機転で乗り越えていく所は、プロジェクトXめいていて燃えます。
各種修理にはアメリカ人が大好きなダクトテープも大活躍。

SFというと謎の横文字で圧倒してくるという偏見がありましたが、
この本は程よい緊張感と達成感で非常に良い読後感を得られました。