Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

【読書メモ】日本とフランス「官僚国家」の戦後史

日本の官僚機構の優秀さと硬直性は世界でも割と有名です。
遠く欧州はフランスでも、同じように強固な官僚機構が定着しています。

本誌のメインテーマは日本とフランスの第二次世界大戦以降の動向について。

個人的には最終章が「ポピュリズム」というのが、なんとも現代的だなぁと思いましたが……。
著者曰く、日本のポピュリズムは「官僚機構や与党のような既成勢力のアンチ」なのに対し、
フランスはじめ欧州のポピュリズムは「グローバル化や移民による既成勢力の崩壊に対するアンチ」とのこと。



日本の官僚機構については以下の本も中々面白かったです(小学生並みの感想
shuzo-kino.hateblo.jp