Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

ターミナルマルチプレクサ環境を使うとshell作業が楽になる

以前の記事でmulti-termを導入しました。
中々便利で気に入っています。

ところが、るびきち氏はこれを使っておられない様子

Emacs でシェルは動かしません。筆者は zsh を使っているので、M-x shell の補完の弱さは我慢できません。昔は使っていましたが、zsh の熟練度が上がるにつれてデメリットの方が上回ったのです。M-x multi-term も遅いので使っていません。

……!?
では、一体どうやってシェルを使ってるんでしょう
まさかマウスやトラックパッドで遷移してるのでしょうか???

ここで、ターミナルマルチプレクサ環境という選択肢があります。
有名どころではGNU screen、tmuxなどがあります。
るびきち氏は2009年時点でtscreen というGNU Screenのfork版を使っておられるようですね。
Linux系ならば更に便利なbyobuという拡張を使えます。*1

長所

emacsの画面分割のように、切り替えたタブを切り替えて使えます。
このとき起動しているタブはまぎれも無くshellそのものです。
よって、環境設定に煩わされる事もありません。
を一つの端末で楽に切り替えができます。
sshへのログインですとか、emacs自体をリモートで制御するですとか。

なんて事もあるはずです。

マルチセッションならば、互いに独立しているので安心です。
バグったら切り捨てすれば、他のタブへの被害は最小限です。
emacs上のシェルならエラい事になっていたでしょう。

まとめ

今回はターミナルマルチプレクサ環境について調べてみました。
既に研究用のUbuntu on a Virtual BoxにはByobu、Mac book Airにはtmuxを導入済みです。
色々弄れるそうなので、byobuで慣れて来たら純正のtmuxに移行してmacとlinuxの開発環境を揃えて行きたいなーとおもってます。

*1:Mac OS X環境でもいけるそうですが、いかんせん厳しいので諦めました。