3月1日〜3月3日に東京ビッグサイトで開催されたスマートエネルギーWeek2016に行ってきました。
会場の様子
傾斜地向け土木機械
本来、メガソーラーに不適な斜面もズイズイと登って切り開く超絶メカです。
……いや、作るのは良いんですけど、そんな場所にある太陽光パネルってメンテとかどうするんですか……?
あと、土砂崩れとか大丈夫なんですかね……?
パネル掃除ロボ
ユーザ用
一般メガソーラ向けの、清掃ロボ。
表面が汚れると、モロに儲け……もとい発電効率が落ちますからね。
お掃除外注するにも人件費がかかるし。
……ただし、システム一式7桁台。
下手したら、地元の人に手洗いしてもらった方が安上がりである可能性が微レ存?
休耕地で電気作ってキノコ育てるよ
日本に眠る休耕地は40万ヘクタール!
再来年度から休耕地は税法が改正され、大幅増税になります。
なら、太陽光パネルおいて、そこで出た電気でキノコ育てましょうねってプランです。
キノコは比較的植物工場向けな商材なので、これは結構良い案かも。
ただ、投資額は8ケタ前半はするみたいです。
投資効率は18%ほど。6年は掛けないと黒字にならんわけです。
太陽光パネル業界が地獄という話
基本的に、太陽光パネル屋さんは「売電」の話をしていました。
国が買い取ってくれるから、この値段だと9%の投資効率で……と。
ただし、この肝心の買い取り価格が下落したんだそうです。
今の基準なら……という試算表なんでしょうが、それまた下がるんじゃないですか?
あと、驚きの9年回収とか言いますけど、その板切れ9年持つとは思えないんですが??
何というか、ヤクザな業界なんだなぁと痛感しました。
太陽光発電業界は血で血を洗う地獄の一丁目だ 1セルあたり数円の効率向上が売り文句になってる時点でもう業界の進化が極限に近いって事だろ
— 木野修造 (@shuzo_kino) 2016年3月4日
最低8桁レベルの投資で回収9.2年が誇る実績になってる辺り、この業界は正気を失ってる感 あんな板切れを野外に放置して9年も保つわきゃねーのに
— 木野修造 (@shuzo_kino) 2016年3月4日