
火星の人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者 (ハヤカワ文庫NF)
- 作者: オリヴァーサックス,Oliver Sacks,吉田利子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 文庫
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フォローしているbotの中の人が、こんな投稿をしてました。
好きな本はありますか? — オリバー・サックス「火星の人類学者」
— 吉田兼好 (@tsuredure_bot1) 2017年10月11日
ウィリアム・ギブスン「ニューロマンサー」
アイザック・アシモフのロボット三部作
星新一作品全般
etc… https://t.co/AKGC563hCw
いくつか知ってるSFものの中に「火星の人類学者」という初めて見るタイトルが。
初見ではSFものかと思いましたが、違います。
医学エッセイという、全く馴染みの無い分野。
作者は神経学の方で、クライアントもその分野が解決のいとぐちになるのでは……と来た方々。
表題の"火星の人類学者"さんは自閉症の動物学者で、自分を評価するとそう表現できる、と語っています。
症例という大雑把な箱に放り込んでオシマイ……ではなく、
ちゃんと患者ご本人と相対しましょう、人間の心持ちで変わる事は多いといった趣旨です。
なんだかアドラー先生の話を思い出しますね。
shuzo-kino.hateblo.jp