Bye Bye Moore

猫マンション建築の野望を胸に零細事業主として資本主義の荒波に漕ぎ出したアラサー男の技術メモ

【読書メモ】プリズナー・トレーニング

プリズナー・トレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ

プリズナー・トレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ

  • 作者: ポール・ウェイド,山田雅久
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2017/07/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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傑作格闘マンガ グラップラー刃牙、その最強死刑囚編で大暴れしたビスケット・オリバが異様な存在感を放つ本誌。
アメリカ映画の囚人って妙にムキムキマッチョな人が多いですが、
あの身体作りの秘密を紹介してくれる本です。

私個人は全身に筋肉がなく、特に腹筋が駄目で食事にはいつも難儀しています。
その対抗策を見出そうと、軽く手に取ったのですが……これがまた凄い。

自重トレーニング原理主義派の作者によるジム*1のこき下ろしに始まり、既存の自重トレーニング自体の講評もズバズバと。
曰く、今の主流トレーニング法は筋肉の一部を不自然にビルドアップするもので、実用性がないし筋にも大きな負担がかかる。
その点、古来からのトレーニングなら筋肉の可動域に則ったメニューで効率よく、健康的に実用性の高い筋肉がつくと。
口調は過激ですが、そこには一定の説得力があります。
以前紹介したヘルシープログラマーでも「バキバキに割れた腹筋の奴ほど腰の神経やってる」という専門家のセリフが出てきましたね。

半分以上の紙面をさいて紹介されているメニューは中々豊富。
鍛える運動の種類から大きく6つ*2
それらは、難易度によって10のグレードに分類されています。
私のような虚弱キッズが着手できるモノに始まり、現役アスリートでもできる人が少ないという高難易度の技まで。
写真だけ見るとサーカスか何かのようですが、作者は健常者なら誰でも、全ての項目で10までいけると断言しています。

最後の章ではセルフコーチングの手法まで取り上げらており、作者の本気度が伝わります。

手に取った当初はココまで過激な内容は求めちゃいなかったのですが……コミティア明けのテンションで気が変わりました。
早速、ヘルシープログラマーの腰痛エクササイズに付け加える形で着手しました。
さてさてどうなる事やら……?

*1:作者の弁によれば玩具部屋

*2:作中の言葉でビッグ6

さくらVPS上にBottle鯖を立てる その3:秘密鍵を入れたマシン以外で入れないようにする

shuzo-kino.hateblo.jp
のシリーズ第三弾。
今回は秘密鍵を入れたマシン以外で入れないようにします。
これで実害を喰らう可能性は相当低くなりますね。

実際のところ

以降、IPは160.16.xxx.xxx、ユーザはubuntuであるとします。

まずはログインできるかお試し。
ここは特に問題ないはず。

local$ ssh ubuntu@160.16.xxx.xxx
ubuntu@160.16.xxx.xxx's password: 
Welcome to Ubuntu 16.04.1 LTS (GNU/Linux 4.4.0-62-generic x86_64)

 * Documentation:  https://help.ubuntu.com
 * Management:     https://landscape.canonical.com
 * Support:        https://ubuntu.com/advantage

SAKURA Internet [Virtual Private Server SERVICE]

Last login: Thu Aug 17 23:32:09 2017
remote$ 

秘密鍵を送り込む

ローカルPCから、scpコマンドで公開鍵を送り込みます。
".ssh"下のid_rsa.pubを使ってます。
ない人はググって作って下さい(投げやり

local$ scp ~/.ssh/id_rsa.pub ubuntu@160.16.xxx.xxx:~/
ubuntu@160.16.xxx.xxx's password: 
id_rsa.pub                 100%  426     8.4KB/s   00:00    

リモート環境にログインし、

$ mkdir .ssh
remote:~$ chmod 700 .ssh/
remote:~$ cat id_rsa.pub >> .ssh/authorized_keys
remote:~$ chmod 600 .ssh/authorized_keys 
remote:~$ ls -la .ssh/
total 12
drwx------ 2 ubuntu ubuntu 4096 Aug 17 23:37 .
drwxr-xr-x 4 ubuntu ubuntu 4096 Aug 17 23:37 ..
-rw------- 1 ubuntu ubuntu  426 Aug 17 23:37 authorized_keys
remote:~$ cat .ssh/authorized_keys 
ssh-rsa A...r shuzo_kino@local

ログアウトし、ローカルマシンから再度ログインしてみます。

$ logout
Connection to 160.16.xxx.xxx closed.
 $ ssh ubuntu@160.16.xxx.xxx
Enter passphrase for key '/Users/shuzo_kino/.ssh/id_rsa': 
Welcome to Ubuntu 16.04.1 LTS (GNU/Linux 4.4.0-62-generic x86_64)

 * Documentation:  https://help.ubuntu.com
 * Management:     https://landscape.canonical.com
 * Support:        https://ubuntu.com/advantage

SAKURA Internet [Virtual Private Server SERVICE]

Last login: Thu Aug 17 23:37:00 2017 from yyy.yyy.yyy.yyy
ubuntu@tk2-215-17048:~$

設定ファイルを書き換える

無事にパスワード付きでログインできる状態を確立したら、
その後は秘密鍵のみでログインするように設定しなおします。
設定ファイルなので管理者権限で入ります。

$ sudo -s
[sudo] password for ubuntu: 
root:~#

ssh設定ファイルのディレクトリへ行き、sshd_configを弄ります。
エディタは好みで。
私はnanoをつかいました。

root:~# cd /etc/ssh/
root:/etc/ssh# cp -p sshd_config sshd_config.bak
root:/etc/ssh# nano sshd_config

差分はこんな感じ。
上から順に

  • ルートでのログインを可能にするか
  • パスワード認証によるログインを可能にするか
  • PAM*1認証を有効にするか

一番最後のは認証周りとアプリケーションを分離するのに有効なAPIらしいのですが、
私はテンで分からないので無効。

root:/etc/ssh# diff sshd_config sshd_config.bak
28c28
< PermitRootLogin no
---
> PermitRootLogin prohibit-password
52c52
< PasswordAuthentication no
---
> PasswordAuthentication yes
88c88
< UsePAM no
---
> UsePAM yes

終わったら、sshのリスタート。

root:/etc/ssh# service ssh restart
【蛇足】OpenSSH 7.0系から変わったこと

参考にしていた書籍はUbuntu14系だったため、OpenSSH自体も少し以前のものでした。
2015年に登場したOpenSSH 7.0ではPermitRootLoginについて、少し変更が入っています。
mag.osdn.jp

「PermitRootLogin」オプションについてデフォルト値が従来の「yes」から「prohibit-password」に変更されたほか、新たな設定値として「prohibit-password」を指定できるようになった。さらに、PermitRootLoginの値が「without-password」および「prohibit-password」に設定されていた場合、すべてのインタラクティブな認証を禁止し、公開鍵もしくはホストベース、GSSAPIによる認証のみが有効になるよう変更された。

今回のように、横からの攻撃から防御したい場合これまで通りnoで良いかと。

*1:Pluggable Authentication Module

さくらVPS上にBottle鯖を立てる その2:Ubuntu LTSを入れる

shuzo-kino.hateblo.jp
の続きです。
二回目の今回は、さくらVPSUbuntu LTSを入れ、コンソールに入るところまで。

実際のところ

VPSインスタンスの設定を行います。
「サーバ設定」のボタンをクリック。
f:id:shuzo_kino:20170817232536p:plain
しばらく読み込み画面が出た後、
インスタンスの管理画面がでます。
最初はこんな感じ
f:id:shuzo_kino:20170818234523p:plain
右の方の「各種設定」から、OSインストールを選択
f:id:shuzo_kino:20170818234547p:plain
初回なので、変な欲を出さず標準OSインストールを選びます
f:id:shuzo_kino:20170818234606p:plain
こんな画面がでてきます。OSの選択画面ですね。
f:id:shuzo_kino:20170818234643p:plain
OSをチョイス。
最新のUbuntu LTSは16系なので、これを選択
f:id:shuzo_kino:20170818234711p:plain
パスワードを入れたり、必要ならスタートアップスクリプトの設定を。
後者は、今回やりません。
f:id:shuzo_kino:20170818234748p:plain
確認画面
f:id:shuzo_kino:20170818234913p:plain
実行すると、1〜2分ほど待ちがはいり*1
f:id:shuzo_kino:20170818234920p:plain
無事OKになると、左方向に緑の☑マークがつきます。
f:id:shuzo_kino:20170818234949p:plain
インスタンスが無事に動くようになれば、コンソールにログインできるようになります。
f:id:shuzo_kino:20170818235023p:plain

*1:撮るタイミングの問題で、インスタンスに名前がついてますね……サーバー情報編集で設定できます

さくらVPS上にBottle鯖を立てる その1:さくらVPS契約

実験用にJSONを吐き出すBottle鯖が必要になったので、
さくらVPS上に構築してみようと思います。
全4回予定の初回である今回は、さくらVPSの契約まで。

実際のところ

VPSクラウドのちがい

クソザコナメクジなので、ちゃんと説明できませんでした。
さくら公式によると……

VPS」とさくらのクラウドの違いは?

VPS(さくらのVPS)とさくらのクラウドは同じ「仮想専用サーバー」サービスです。仮想専用サーバーとは、物理サーバー上で複数の仮想サーバーを構築し、そのひとつひとつをお客様に提供しているものとなります。物理サーバーより低価格であること、専用コントロールパネルを使ってオンラインでサーバー設定が可能であることが主なメリットです。
ここまでは同じですが、VPSは基本的に仮想サーバー1台ごとの単体契約になり、クラウドは契約の中で複数台サーバーのお申し込みとそのネットワーク設定を可能にします。また、ご利用中サーバーのプラン変更、APIの利用といったこともさくらのクラウドは可能です。
よくある質問 | さくらのクラウド

まぁ、要するにサーバーの増設ができない代わりにお安い、と。

契約する

vps.sakura.ad.jp
に飛びます。
執筆時点では、以下のような料金プランのようですね。
今回は一番安いやつにしておきます。
とりあえずJSONを吐き出すだけですし、必要ならアップグレードも出来るみたいですし。
f:id:shuzo_kino:20170817230513p:plain

「二週間無料」の所を押すと、以下のようなサイトに飛びます。
わたしはIDは持ってないので「はじめてのかた」を。
f:id:shuzo_kino:20170817230718p:plain
プランの選択画面が色々でてくるので、適切に選びます。
f:id:shuzo_kino:20170817230910p:plain
サーバーの場所は石狩でも東京でも値段は変わらないんですね
f:id:shuzo_kino:20170817230913p:plain
一通り条件を選んだら、「カートに入れる」をクリック。
f:id:shuzo_kino:20170817231012p:plain
購入内容のチェック画面がでます。
追加で買うこともできるみたいですね。
f:id:shuzo_kino:20170817231129p:plain
購入ボタンをクリックすると、ようやく(?)会員登録画面。
UX的なアレでしょうか。
f:id:shuzo_kino:20170817231226p:plain
新規登録画面に入ります。
ココらへんはよくあるパターンなので割愛。
ただし、SMS/電話認証が入るので携帯電話を手元に置いておいて下さい。
幸い、夜中でも自動音声がくるだけです。
f:id:shuzo_kino:20170817231328p:plain
登録が終われば支払い画面です。
月額払いにするか、支払い方法は何か等々を選び、手続きを済ませます。
初回は登録料&二ヶ月分が請求されるみたいですね。
なので最低料金でも3000円ほどはいきます。
f:id:shuzo_kino:20170817232212p:plain
支払いが無事終わると、無事ユーザーログインできるようになります。
f:id:shuzo_kino:20170817234448p:plain
「契約情報」のタブをみると、今回購入したインスタンスを確認できます。
f:id:shuzo_kino:20170817232536p:plain

次回はUbuntu LTSをVPSに導入し、秘密鍵以外でログインできないようにします。

【読書メモ】火星の人

火星の人

火星の人

映画にもなった、ハードSFです。
説教臭くなく、そこそこ理系の素養のある人なら難なく読み進めることができます。

この作品のキモはポジティブかつジョーク好きな主人公の立ち振舞にあるかと。
常人なら数度は心が折れてる局面も、小粋な軽口をまじえて打開策を見つけ出していきます。

今度という今度は何とかなるでしょう……と期待をもたせた所で、
絶妙なタイミングでおこる不慮の事故。
それも持ち前の機転で乗り越えていく所は、プロジェクトXめいていて燃えます。
各種修理にはアメリカ人が大好きなダクトテープも大活躍。

SFというと謎の横文字で圧倒してくるという偏見がありましたが、
この本は程よい緊張感と達成感で非常に良い読後感を得られました。

サウナ+水風呂がおもったより効果的だったという話

syakkin-dama.hatenablog.com

借金玉氏のこの記事、さっそくバズってます。
ざっくり抜粋すると

温浴3分

②水風呂5分

③サウナ10分

④水風呂10分

⑤サウナ15分

⑥水風呂15分

⑦サウナ5分

⑧水風呂5分


私もちょっと前からサウナには入っていたものの、
流石に水風呂は危険な気がして止めてました。
が、こんな記事みたらやりたくなるじゃないですか。
というわけで、やってきました。
人生初の水風呂。

時間も温度も借金玉氏メソッドより低レベルであったものの、
自律神経も一通り殺られてる私には非常に有用。

二回目の水風呂で意識が飛びかけたものの、これは末端に血が行ってない事による模様。
休んでサウナ入り直したら快復しました。

サウナ後は大抵身体が軽いのですが、今回はそれ以上の軽さ。
加えて、常々重い何かが淀んでいる内臓系も幾分調子がよくなったようです。

しばらく繰り返して様子をみていくべきですが、
少なくとも初回は効果を発揮しました。

【読書メモ】映像研には手を出すな!(1)

パースの効きまくった背景や吹き出し、
そして話自体のテンポの良さからTwitterで話題になった漫画です。

書き込み自体は背景やオブジェの方に向いている感じで、
コミティアなんかではバカ売れしそう……というか、作者の大童澄瞳氏はコミティア出身。

ご多分に漏れず、ヲタクな私も大好物な奴で買ってから何度も読み返してます。

経営者視点では、守銭奴な金森氏が非常に印象的です。
カネと工数管理をするだけでなく、
クオリティ維持のため上手い立ち回りをしてくれています。

どうしてもクリエイターというのは工数やコストから
意識が逸れがちですが、彼女の存在がいいタガになっています。
ただの守銭奴に留まらず、クリエイターの士気維持のために
一部工数面で妥協したりする能力もありますし。

ウチみたいな零細事業は人に活躍してもらってナンボです。
私も早いとこ、こういったスキルを身に着けたいですね。