Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

【読書メモ】芸術祭の危機管理 (文化とまちづくり叢書)

少し前に話題になった、愛知県で中止騒動があった文化イベントの顛末をテーマにした左巻きな方のコラム記事風の内容。
すくなくとも、最近読んできたような、社会科学の本よりは天声人語カストリ雑誌のルポのような俗っぽい内容に感じました。
私個人が文化政策論を振りかざす層を生理的に好かないというのは、もちろん多いに読後感に悪影響を及ぼしているとは思いますが……。

アームズ・レングス(Arm's length)原則

もとは金融用語で、「資本ないし利益関係にある当事者同士の取引は、第三者間で行われるそれと逸脱したものであってはならない」という約束事を示した言葉です。
例えば、大銀行が関連子会社に不合理な取引を強いて節税を行うというような行為を防止するというような事です。

それがどういう訳か、第二次大戦後のイギリス政府と美術館の関係性の説明に援用というか盗用というか……をされた模様。
乱暴に解釈すれば、「政府機関は文化振興予算を出したら、展示に口出しをしてくるな」という意味で使っているようですが……。
そりゃ介入は良くないでしょうが、展示内容の後出しだの無駄に対立をあおったタイトル付けだの露悪的なアプローチは通常の商取引ならアウトなのでは……?
不祥事を起こした芸能人がCMやら映画やらから干されるのと同様、それが不利益になるのであれば資金が引き上げられるというのは全く不合理ではないように感じます。

それにしても……嫌っている層から活動資金を恵んでもらわないと存在自体を維持できない現状について、実際のトコロどう考えているのでしょうかね。

スクショツールmaim

そのscrotの機能拡張版としてmaimなるツールが出ている様です。

実際のところ

ここまではscrotと同じ感じ。

特定の領域を切り抜いたり

マスクをしたりできる

【2023年9月中旬情報】深圳蛇口湾から香港国際空港への船便

行先に続いて、戻りも船便を使ってみます。

JAL情報ではフェリー乗船時刻はフライトの2時間弱前目安とあります。
ただ、その肝心のフェリー自体がそれなりの手続きが必要です。

JALであれば、事前チェックインがあるので、さっさとチケットを手配しておきましょう。
iPhoneであれば、ウェブチェックインでウォレットアプリにチケットが登録されます。

蛇口湾ターミナルに行く

2号線蛇口湾駅から行く場合

港公式が推奨しているルート。

バスでB601便というやつにのります。
10分毎にきていて1元と激安なのですが……ここで使えるQRコード交通系専用の奴です。
AlipayもWeChatPayも使えません。
なんでや

地下で降ろされ、ゲート付きのエレベーターがどっかり構えています……が、執筆時点では機能していないので、係員に促されるまで上に登りました



乗船60分前目安で船の切符を買っておきます。
慣れてればネットでもいいのでしょうが、
我々は現地窓口で買いました。
例の如くAlipay払いです。

船の切符を持って飛行機のチェックインカウンターへ。
合同運営なので特定の会社用窓口はなく、運用も現地人です。
市街地と違って英語はまぁまぁ通じます。

はい、お楽しみの健康診断アプリです。
WeChatが無いと詰むので注意してください。*1

まずこれの結果示さないと、入場させてくれません。

少し入ると手荷物です。
地下鉄と違ってペットボトルでgdgd言われません。
代わりに地下鉄検査ではOKだった鍵が反応したりと、実に謎。

さらに進むと出国審査があります。
これは入国よか手間が少なく、質問も無ければ指紋も取られないのでスイスイです。
ここで出国スタンプが押されるので、香港国際空港でやる事は少なくなります。
言い方を変えれば、ここで何らかの都合で詰まる可能性もゼロでは無いので早め早めの行動を強くお勧めします。
香港国際空港はそれ自体が巨大で時間を潰すには十分な施設揃えていますので……。


12:00の便の乗船率はざっと半分といったところ。
免税店の機能もあるのか、酒だのタバコだのがあります。

*1:マヂでダメなら裏技があるのですが、担当に用意が無いと終わるので自前主義を強く推奨します

深圳地下鉄の自動券売機ではキャッシュレスも使える

実際のところ

自販機右側に現金を入れるスロットしか無く、キャッシュレスは駄目なのかと思って窓口で毎回買ってました。
が、たまたま現地人がキャッシュレスらしき所作でトークンを入手している事を目撃し試してみる事に

普段はこんな路線図が出ています。

右側に路線番号が出てるので選びます
目的地は12号線「太子港」なので茶色のボタンをクリックし駅ボタンをタッチ(少し反応が悪い

すると、支払い画面が出てきます。

この「二维码支付」をクリックすると……二次元コード支払い……AlipayやWeChatPayで使えるコードが出てきました。

……頑張って筆談する必要は無かったンや……

【2023年9月情報】香港国際空港から深圳市蛇口(SHENZHEN SHEKOU)への高速船

深圳直行便より安く数も多い香港便から、直接深圳市の蛇口(SheKou)*1に乗り付ける高速船があったのでメモ。
香港の空港から直接乗り込み、深圳側で入国審査をうけるスタイルなので便利。

実際のところ

大切なこと

  • 執筆現在(2023年9月中旬)、WeChatアプリを使った健康チェック表を入力しないと深圳側の入国管理で面倒な事になります
    • PCR検査は執筆時点では不要になっています。以前は必要もあったようですが。
  • 入国審査では、飛行機内で書いた紙とは別の用紙を記入します。特にビジネスのときは、訪問先に話を通しておいて電話番号と名前を書く許可をもらっておいた方がスムーズです。宿泊先の情報もメモしておいた方がいいでしょう。
  • 入国審査窓口には、トイレが見当たりませんでした*2。免税店はあったのに。トイレは先に済ましておいた方がいいでしょう。

*1:私の同行者のように、ジャグチと言っても現地の方には一生伝わらないので注意

*2:そんな長くいなかった見つからなかったからかもですが

中国内地の生命線「Alipay」を使える様にする

中国内地はキャッシュレス社会です。
ということで現地の少額決済の横綱であるWeChat payを使おうとしたら……パスポートの承認が上手く行かず詰みかけました。
リアルマネーの用意はないし、VISAが使えるだろと思ったら地元商店は当然のように、ファミマ等のコンビニですら使えない始末。
これは拙いと現地人に泣きついたところ……Alipayならイケるんではと提案が。
仕組み的には回りくどいデビッドカードみたいなもので、使った分だけクレジットカード側に申請がいきます。
幸い、VISAかMasterCardブランドのクレジットカードが有効であれば大丈夫だったので、メモ。

実際のところ