Bye Bye Moore

猫マンション建築の野望を胸に零細事業主として資本主義の荒波に漕ぎ出したアラサー男の技術メモ

【読書メモ】ミニコミマニア

ミニコミマニア

シンプルに「ミニコミマニア」と、内容そのまんまのパワー溢れるタイトルが魅力的。

実は私、学生時代には学内向けの広報誌を作っていました。
新入生や在学生に体育館が改築されたとか、学科が再編されたとか、学生総会の結果なんかをお知らせするやつです。
そのために写真とりにまわったり、インタビューしたりと中々楽しかったですね(遠い目
そんな当時の事を思い出しつつ、他の人はどんな本作ってるのかなーと、この本手に取ったわけです。
が……
まぁ……濃い。

ミニコミ誌は、よくも悪くもサブカル世界か突き出た感性の結晶です。
なかみをいくつか抽出すると……

  • ガロ系」の不条理ギャグ系の漫画雑誌
  • 「人生をより低迷させる旅コミ」を自称する野宿専用ミニコミ
  • 超絶クオリティのファッション・雑貨誌
  • 雰囲気がコミケ申込書についてくるあの冊子みたいな文字密度の高い漫画評論

等々、どれも強烈な個性。
学生当時の僕に、これは作る事ができかったろうなぁ……なんて思いました。
内容もですけど、特に編集面が。
これは良い物に触れてきた人だから自然にできる事です、多分。
僕らが半田ゴテやPCに触れていた時間で、そういったアートに触れてきたんでしょうね。
単純に鍛えた職能の違いなんでしょうが、なんだか羨ましくなりました。

ミニコミ本を入手する

で、そんな素敵なものが名状しがたいものが山ほどあるミニコミ誌、セミメジャー所だと紀伊国屋三省堂で扱ってるそうです。
また、ミニコミ誌を集中的に取り扱ってるお店もあるそうで、記載があったものの中生存しているのは次の2店舗。
サイトをみただけでわかる、強烈なサブカルオーラ。
私のような体制側の感性を持つ人間には若干辛めな印象です。

戯言

このミニコミという言葉は、www.weblio.jp
と、マスコミという言葉を意識して作られた言葉なんだそうです。
個人的には、同人誌のすごい版みたいな印象だったのですけどね。
あと、最近のナウなヤングなアーティスツはZINE*1なんていい方もするみたいです。
紀伊国屋の美術コーナーで、ZINEの専用コーナーをみました。

ミニコミマニア

ミニコミマニア

*1:ジン。マガジンの短縮系か?