Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

【読書メモ】「持たない」ビジネス 儲けのカラクリ (角川oneテーマ21)

持家と借家、自店舗主義のダイエーと借地主義のイトーヨーカドーなどの比較から
近年確実に利益をあげて来ている資産を持たない戦略について、流通ジャーナリストの著者が解説してくれる本です。

コア以外は全部外注し、
急変するビジネス環境への対応力をつけていく傾向があるそうです。
究極的には、「ビジネスノウハウや特許などの知的権利」と「現金」だけに集約していくのだとか。

たしかに対応力は相当上がりそうですが、
本来負担すべきだったところも全投げという事である種、焼畑農業的と言えます。

アメリカでも日本でも、情報システムの内製化という流れは別にあるので
何を持って商売の核とするか、しばらくは議論が続きそうです。

とりあえず我が社は内製外注両方に対応できるよう、作業内容のマニュアル化を頑張ろうと思います。