極々少量のデータを送りたいだけ……なんて時はUDPを使ってみるのも手かなと思い調べてみました。
UDPは音声や、設定ファイルの内部むけブロードキャスト通信で使ったりします。
上手につくると、スプラトゥーンのような展開の激しいゲームでもP2Pめいたデータ持ち回りを実現できます。
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実際のところ
基本的に "-u"、UDPのオプションをつけます。
受信するとき
- lはlistenの略です。
$ netcat -ul -p 5000
パイプも使えます。
たとえばバッファーをパイプで繋いでgrepすることも
$ netcat -ul -p 5000 | grep --line-buffered sender
データの送り先を指定可能。
$ netcat -ul -p 5000 > /path/to/backupfile.txt
さらに、送り先にはtty端末も設定できるので……
この例のように、リモートのシリアル端末に直接命令を叩き込む事も可能です。
セキュリティちゃんとやらないとぶっ壊される危険もありますが……。
$ netcat -ul -p 5000 > /dev/ttyUSB0
送信するとき
送信先がTARGETIPでポートが5000のとき
逐次入力はこんな感じ。
$ netcat -u TARGETIP 5000
こちらもパイプで繋げます。
$ tar cf - /path/to/dir | netcat -u TARGETIP 5000