実際のところ
実物
箱は最近よくみる紙タイプ
中を開くと、小さめなボードがでてきます。
このサイズで高性能かつ低電力の凄い奴です。
遮光シール
裏面についてるテカテカした部品は強い光に弱いらしいので、付属の遮光シールをはります。
環境導入
ビルドに必要なものの導入……なのですが、nuttx系が結構重いのでご注意。
他の事をしながらだったとはいえ、25分以上かかりました。
$ wget https://raw.githubusercontent.com/sonydevworld/spresense/master/install-tools.sh $ bash install-tools.sh
導入したツールを読みだせるように設定
$ source ~/spresenseenv/setup
Spresense SDK を導入……これも長い。
$ git clone --recursive https://github.com/sonydevworld/spresense.git
Hello worldのビルド
SDKの中にあるサンプル"hello"をビルド
せっかくマルチコアCPUなので四個ほど働いてもらいます。
$ cd spresense/sdk
$ tools/config.py examples/hello $ make -j4
ちゃんと終わると、nuttx.spkという名前のバイナリができます。
さて書き込み。
うちの環境ではCOM3に表れていたので
$ tools/flash.sh -c COM3 nuttx.spk
nuttxの動作確認
今回SPRESENSEを導入した最大の動機であるところのRTOS nuttxに接続して動作確認します。
Windows……というか今回公式推奨のMSYS2ではaptが動かんので、Windowsのシリアルターミナル……今回はTeraTermから接続します。
起動したら、今回のボードが繋がっているポート(今回はCOM3)に接続。
「設定(S)」=>「シリアルポート(E)」から以下の様に設定。
こんな風に文字が返ってくれば成功。
NuttShell (NSH) nsh>
「Makefile:38: /tools/Sdk.mk: No such file or directory」とエラーがでたとき
サンプルをビルドする際に
のようなエラーが出た場合、何らかの原因で環境構築に失敗している可能性が濃厚です。
Msys2の再インストール(アンインストールも)を行うと解決するケースがあります。
ja.stackoverflow.com