義肢はどんな時代でも一定の需要がありながら、
それでいて職人芸が必要な難しい分野でもあります。
本書ではじめて知ったのですが、義肢はユーザーさんから直接採寸しないと保険適用外なんだそうです。
歯科の保険適用外みたいな話ですが、そうは言っても3D CADすら使えないというのはあんまりですね。
そもそも、この義肢の職人さん自体、昔は国家資格として認定されず、ロビー活動を通じて認められた経緯があることから、
この保険適用外問題についても同じアプローチで頑張りましょうというのが、著者の主張になります。