Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

Ubuntu18上でmbed開発 その1:開発環境編

mbedはARM系ボードの開発環境です。
Arduinoと比較して高機能かつ本体に潜った書き方ができます。
ユーザー層もややプロ/研究者よりのため、公式フォーラムがそのまんまトラブルシュートに使えたりします。
さらに、登録ユーザー自身が公式に色々技術投稿できる仕組みもあるので、突っ込んだ実装をするならかなり便利です。
今回は、このmbedについて以前紹介したstm32系激安ボード RobotDyn STM32F103 Dev.Board をつかった開発環境の構築をやっていこうと思います。

実際のところ

公式にいきます。
まずは右上の人型マークをクリック
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すると、ログイン/サインインの画面が。
今回は初回なのでサインインですね。
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英語ですが各種ユーザ情報フォームがでてきます。
メールの認証もありますが、一応なくても先には進めます。
メールのそのもの結構届くの時間かかる*1ので注意してください。
私は短期なので3回resendやるハメになりました……。
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無事登録完了したら、右上の黄色い「compile」をクリック
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すると、mbedのウリのひとつ、Web IDEがでてきます
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早速 新規作成しようとすると……ボードがないとか言われますね
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指示にしたがって、ボードの種類をみに行きます。
今回は以前の記事で紹介したRobotDyn STM32F103 Dev.Boardでやります。
現状では直接該当するものがないので、Nucreo F103RBを選択
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下にスクロールすると、途中に「Add Board」とあるのでこいつをクリック
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成功すれば、うえの方にバッヂがでます
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改めてWeb IDEをリロードし新規を選択すると……Nucreo F103RBの設定がでてきましたね
最初という事で、デフォのLチカいってみましょう
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開くとこんな感じ
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ArduinoよりはC++よりな書き方ができます。
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mbedのリファレンスも内蔵されており、
たとえばDigitalInをみると仕様やリファレンス実装まで載っています。
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*1:15分程?