Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

「水銀に関する水俣条約」により、体育館や街路樹で多用されている水銀灯は原則2020年で製造停止

水銀に関する水俣条約」は、日本が主導した環境に関する合意です。
名前の通り、水銀の利用を制限する類の条約です。

その中で、

電池、スイッチ・リレー、一定含有量以上の一般照明用蛍光ラン
プ、石鹸、化粧品、殺虫剤、血圧計、体温計などの水銀含有製品
(附属書A、一部例外あり)について、2020年までに製造、輸出、
輸入を原則禁止。(年限については、第6条に基づき、国によって
必要な場合、最大10年間まで延長可)

という条文があります。
簡単に言えば、水銀を含んだ製品は製造できなくなるわけです。
これは交換用の電灯も対象内なので、最近LED化がやたらと倍プッシュされているわけです。
今は電気代がどうのこうの…という売り文句ですが。

現状普及しているLEDは色特性があまり宜しくない事が知られています。
今後改良が進むでしょうが、
商売の性質上リプレイスが難しい事業者もいます。
実際、一度大規模にLEDを導入したものの色特性の問題で再度置き換えをした事業者…なんてのもいいるそうです。

商売の話

期限に合わせて色々プロジェクトが動く事が予想されます。
今から情報収集をすればビッグウェーブに一枚噛む事ができる可能性が微レ存…?

NHK時論公論でも取り上げられてました

www.nhk.or.jp
現状では回収してリサイクルしてるそうですが……コレの行先はどうなるんだって課題は残っているそうです。
また、廃棄コストが上がれば不法投棄リスクも高まる懸念があるとか。