Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

cURLの-wオプションで確認可能なパラメータ(処理時間やレスポンスコード、IPアドレスまで)

前回の記事ではcURLの-wオプションをつかってレスポンスコードを取得する方法を学びました。

これは色々なパラメータを取得できる便利な関数です。

実際のところ

content_type

(もしあれば)リクエストした文書の Content-Type 。

JSONか画像か判定する事ができますね。

filename_effective

curl が書き出す最終的なファイル名。これは -O/--remote-name や -o/--output オプションによるファイルへの書き出しを指示している場合にのみ意味があります。 -J/--remote-header-name オプションとの併用において最も有用になります。 (7.26.0 以降)

アウトプット結果をコンソールに出す時には有用そうです

http_code

直前の HTTP(S) あるいは FTP(s) 転送から取得された応答コード。 7.18.2 以降では同じ情報を示す response_code がエイリアスとして利用可能になりました。

local_ip & local_port

直近の接続におけるローカル側のIPアドレス、およびポート番号

$ curl -s -o /dev/null -w "[%{local_ip}]:%{local_port}\n" https://example.org
[2001:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX]:54493

redirect_url

リダイレクト追跡の -L を用いずにHTTP リクエストを生成した場合、実際のリダイレクト先になるものとされる URL がこの変数に示される。 (7.18.2 以降)

remote_ip

最も直近に行われた接続の,リモート側の IP アドレス — IPv4, IPv6 いずれも可。 (7.29.0 以降)

remote_port

最も直近に行われた接続の,リモート側のポート番号。 (7.29.0 以降)

size_download

ダウンロードされた総バイト数。

size_header

ダウンロードされたヘッダの総バイト数。

size_request

送信された HTTP リクエストの総バイト数。

size_upload

アップロードされた総バイト数。

speed_download

curl により測定されたダウンロード完了までの平均ダウンロード速度(バイト数 / 秒)。

speed_upload

curl により測定されたアップロード完了までの平均アップロード速度(バイト数 / 秒)。

time_total

全体の処理にかかった時間(秒)。表示精度はミリ秒単位。