Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

ECONET Lite

ECHONET Lite(エコーネットライト)は、エコーネットコンソーシアムが策定した通信プロトコルである。スマートハウス向け制御プロトコルおよびセンサーネットプロトコルであり、ISO規格およびIEC規格として国際標準化されている。

Wikipediaより

既に展開している媒体にも適用可能な、センサネット基盤を目指して設計されており、

  1. 配線工事不要
  2. ユーザが誰でも使える(≠開発できる) Plug and Play( PaP)
  3. 低価格(コントローラ不要)
  4. API公開 オープンネットワークアーキテクチャ 将来的なサービスAPI
  5. アダプタ規格として、参入障壁を減らす。
  6. マルチベンダにすることで、異なるメーカの製品もつなぐ。

といった特徴を併せ持っています。

API

  1. サービス API
  2. 基本 API
  3. 共通下位通信インタフェース
  4. 個別下位通信インタフェース

の4種を提供されており、基本的にこれらを使って開発するものと思われます。

こういう形式をとった理由としては、従来のECONETでは通信層まで細かく規程していたものの、それでは参入しにくいとの声が上がっていたそうです(そりゃそーだ)
ECONET Liteでは通信モジュールはユーザが自由に決められるように改良されました。
差異は「共通下位通信インターフェイス」にて吸収、上位のECONET Liteは下層を意識せず動作できるようになっています。

公式資料より引用。あとですげ替えます。

正直、ホームオートメーション周りはまだまだ先の話だと思っていました。
ここまで進んでいるとは驚きです。

参考