re-viewはRuby製の電子書籍作成ツールです。
コマンドや設定が充実しており、CSSといったweb系の知見が活かせるのでエンジニャーからスライドしてきた人にはお勧めです。
実際のところ
導入
gem install review
初期化
review-init sample_docs
内容の編集
nano sample_docs.re
"="が書かれてるだけのシンプルなファイルがあるのでこれを以下のように修正します。
= はじめての起業 起業といっても、色んな形式があります。 例えば、 1. 個人事業主 2. 株式会社 3. NPO では、やれることが相当に違います。 = 個人事業主 街の八百屋さんや散髪屋さんがよく採用しているパターンです = 株式会社 最もポピュラーな創業形態です = NPO 公益のために作る法人格です ターゲットによっては、株式会社より有利になるケースもあります ただし、スケールメリットは株式会社より弱い上に監査も厳しいです
設定ファイル編集
デフォの設定ファイルもいじります。
結構色々な設定ができるのですが、今回は作家名とタイトルのみ。
#... # 書名 # 読みを入れる例 booktitle: {name: "Re:VIEW EPUBサンプル", file-as: "リビューイーパブサンプル"} booktitle: ゆるふわ起業のためのTips_個人事業主編 # 著者名。「, 」で区切って複数指定できる # 読みを入れる例 aut: [{name: "青木峰郎", file-as: "アオキミネロウ"}, {name: "武藤健志", file-as: "ムトウケンシ"}, {name: "高橋征義", file-as: "タカハシマサヨシ"}, {name: "角征典", file-as: "カドマサノリ"}] aut: ["木野修造"] #...
コンパイル
一通り準備が終わったらコンパイルです。
rake epub
無事コンパイルが終わるとこんな感じ
他にもpdfを吐き出す事ができます*1。
* 参考もと
GitHub - kmuto/review: Re:VIEW is flexible document format/conversion system