- 作者: 山岡俊樹
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2016/06/22
- メディア: 単行本
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「サービスデザイン: フレームワークと事例で学ぶサービス構築」は、その名の通りサービス全体のデザインに関する本です。
色々なフレームワーク、ユーザ体験の知見フィードバック手法などといった手法を駆使して、完成度の高いサービス実現を目指すという内容です。
紙面の3分の1以上*1を使って実例を紹介していたり、コラムで適宜シリコンバレーの事例を紹介しているなど、
かなり実践寄せの本でもあります。
フレームワーク部分は図表が多く、かつ事例を大量に紹介してくれているので時間さえ掛ければ身につけることが出来そうです。
出版社が共立出版なので、もしかするとドコかの大学で教科書として使われてるのかもしれませんね。
興味深かった部分
- 本書でのサービスデザインは「UX、ストーリーや意味性などを介して人間に係る様々な要素をサービスとして統合し、人間に対する価値のあるシステムにする作業」と定義する(p.4)
- デザインとはデザイン対象物に価値を提供することであり、カッコ良くすることではない(p.28)
- 【意訳】ユーザ聞き取り・ブレストは大事。だが、最後に決定するのは貴方なのだから振り回されすぎるな。
*1:p.144-p.210