
- 作者: 鈴木哲哉
- 出版社/メーカー: ラトルズ
- 発売日: 2013/12/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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千石一号店の二階なんかで売られている、電子工作中級者向け書籍です。
作例とその技術背景を解説する本で比較的読みやすい文体でマトメられています。
内容も実例に添っている感じで、三才ブックス系*1のようなキナ臭い奴ではありません。
作例の多くはArudino UNOのシールドとして運用する事を想定しています。
ドットマトリクスLEDから、SDカード、温湿度センサに加速度センサと、使い方がわかると工作の幅が広がる作例多数。
更に「改訂版」からの特長として3.3V系部品の活用が乗っている辺りが大きいですね。
私のような、電源回路の設計が出来ないヘッポコには非常に助かります。
そして最後の作例は試作したUNO + ライブラリのオレオレArduino化。
モジュールが3.3V駆動である事に合わせて、AVRも3.3V駆動としています。
この辺り、ネットには余り有用な情報がないので非常に助かりました。
以前紹介した下記の本と合わせれば、次のステップにはイケそうです。
shuzo-kino.hateblo.jp
*1:余談ですが、あの会社の出す作例は安全対策が絶望的です。半端な知識で真似すると酷い目に遭います(経験談)