義務教育中にもらった副読本がやり直し学習に有用というのは、割と最近
歴史だと山川の詳説シリーズが有名ですね。
今回紹介する国語便覧は名前の通り国語の副読本です。
気の利いた文章を書きたい人とか俳句の季語、あるいは作家の略歴を知りたいときに便利かも。
同音異義語だとか漢文の基礎構成、さらには小論文の組み立て方みたいな内容もありました。
面白いところでは民家の間取りや庶民の生活といったコラムもあり、それだけ読んでるのも面白いです。
めちゃくちゃ内容が充実してる本誌ですが、なんとお値段880円(2002年当時)。
こんなの社会人向けのコーナーで買ったら3倍はするし内容もここまで充実していないでしょう。
う〜ん……失ってわかる、この有り難みよ。