
- 作者:阿部 秀之
- 発売日: 2020/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
タイトルまんまの、建築業界人向けのUnity+VRなアプリを作ってみようという本です。
三次元CADの経験があるが、プログラミングの経験はないという方が対象。
Unityのバージョンが2019なので、執筆時点だと一個前なのが難点でしょうか。
流れは
- Unityの導入と簡単な利用法
- 玉転がしのシミュレーションをつくる
- 3D CADのデータをインポートする
- ウォークスルーをつくる
- ライティングを工夫してみる
- (応用編)Androidアプリとしてアウトプットする
という感じ。
素材は公式から配布しているのですが、プログラミングに関しては本当に触りだけです。
自分で読み込んでく必要があるでしょうね。
前半も解説が充実していて分かり易いですが、
第四章で建築モデルのFBXを読み込める段階になると一気に本格みを増します。
私個人は、ここからは早かったですね。
ただ、分量は応用編ふくめ250ページほどなので、
著者想定の数時間ほどでは終わらず、実際には一日分は覚悟しておいたほうが良いでしょう。