Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

tputでCLIな端末をキレイにしたり動的に変わる画面を作ったりする

tputは端末に特殊文字を出すときに使ったりするコマンドです
色付けをしたりするのが有名どころかと
これに仕込まれている特殊変数をつかって、疑似的に動的画面を作成できます
……なんか遠い昔、大学図書館UNIX系の本でこれをつかったCLI画面テトリスを見たことがある気がします

実際のところ

tput clear

とすると、画面がキレイになります

tput home

ではCtrl+Lみたいな動きをします

sixel疑似動画

これとsixelを組み合わせると、疑似的な動画再生ができます。
この例ではimagemagick標準のroseを右下に移動してますが特定のフォルダから順繰りに読むとかやり方は色々とありあそう

$ tput clear; for i in `seq 1 10`; do tput home; `convert rose: -resize 300x -page +${i}0+${i}0 -background none -flatten sixel:-`; sleep 1; done

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