Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

改良型SSHとして使えるMOSHというものについて

termiusを使っていたらmoshとかいうのが選択肢の中に入っていました。

MObile SHellの略でMOSHという命名になったようです。

途中でスリープ等でロストしてもセッションを継続してくれたり、
接続先のWiFiスポットが切り替わっても生きる様子。

移動体で使うには結構便利なんでは?

実際のところ

接続先の方でサーバーを起動
ここで、言語設定はUTF-8である必要があるので環境変数を弄る"-l"オプションは必須

$ mosh-server new -s -c 256 -l LANG=en_US.UTF-8


MOSH CONNECT 60001 zkx83Hr3icrXXXXX

mosh-server (mosh 1.3.2) [build mosh 1.3.2]
Copyright 2012 Keith Winstein <mosh-devel@mit.edu>
License GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it.
There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

[mosh-server detached, pid = 9649]

一応空いている事を確認。
UDPで通信しているので、素のSSHと違ってセッションが切れても大丈夫なわけですね。

$ sudo netstat -uap | grep mosh
udp6       0      0 NanoPi-NEO2:60001       [::]:*                              9649/mosh-server

この状態で、私はTerminusで試してみました。
接続先のNanoPi Neo2の有線LANを抜き差しするなどしてもセッションは落ちず、
復旧さえすれば元通りにコマンドを実行できました。
切断中に叩いていたコマンドもちゃんと実行されました。