前回に続いて、今度は最初のアプリケーションを実装するところまでやります。
初回はシャレにならない程面倒なので、腰を据えてやる必要があります。
実際のところ
macOSでやります。
おおまかなフロー
具体的手順
Arduino IDEを入手
Arduino 公式から入手。
Arduino - Software
Arduino ボードライブラリにOpenCRを追加
まず、Arduinoの設定画面にてボードを追加する必要があります。
ここに、以下のURLを追記。
https://raw.githubusercontent.com/ROBOTIS-GIT/OpenCR/master/arduino/opencr_release/package_opencr_index.json
IDE本体に戻って、ボードマネージャーをクリック
こんなリストがでてくるので
OpenCRを選択。私は最新の1.4.9を入れました。
で、ようやくライブラリを追加となるのですが……これがやたら時間がかかります。
具体的には、20分ほど。
どうもコンパイルに時間がかかっているらしく、
ダウンロードが終わってからが長いので気長に待ちましょう。
無事終われば、このようにボードリストのなかにOpenCRが現れます。
サンプルもご覧の通り。
OpenCRにOpenManipurator chain用ライブラリを導入
Arduinoメインメニューのスケッチ例から「OpenManipulator」=>「example」=>「open_manipulator_chain」
Processing を入手
Processing公式から本体を導入。
processing.org
起動すると、こんな画面がでるはず。
さらに、外部ライブラリとして「ControlP5」を入れる必要があります。
Processingにサンプルアプリ(chain.pde)を導入
>||
$ git clone https://github.com/ROBOTIS-GIT/open_manipulator_processing.git
|
Processingのファイル読み込みで
Open_manipulator_processing => Chain => Chain.pde
で、このまま再生……とはいかず、サンプルアプリのポート番号を書き換える必要があります
ここは何故か公式に書いておらず、1時間ほどここで積みました。
//78行目 connectOpenCR(0); // Inside the brackets depends on a laptop enviroment.
ウチのコンソールには、こんな感じでリストがでてます。
今回、通信で使うのはttyのusbモデムなので引数を0から7に変更。
[0] "/dev/cu.Bluetooth-Incoming-Port" [1] "/dev/cu.WirelessiAP" [2] "/dev/cu.SSDC" [3] "/dev/cu.usbmodem14111" [4] "/dev/tty.Bluetooth-Incoming-Port" [5] "/dev/tty.gds-WirelessiAP" [6] "/dev/tty.SSDC" [7] "/dev/tty.usbmodem14111"
無事起動すると、こんな感じの画面がでるはず。