ウチの会社は現在ロボットアームをつかった業務自動化(RPAではない)をやっています。
で、こういう仕事で問題になってくるのが開発フロー。
あとであれを決めた、これを決めててないと揉めるのが大抵のパターンです。
これはウチの都合ばかりでもないようで、色々な業界で問題提起がされています。
そういう状況を踏まえてか、経産省が主導してロボットシステム開発の標準手順書を作って居ます。
実際のところ
ロボットシステムインテグレーション導入プロセス標準「RIPS」(RobotsystemIntegrationProcessStandard)は、ロボットシステムの構築プロセスを最適化する工程管理手法です。
ロボットシステムの導入において、これまで構築プロセスを管理する標準的な手法が存在していなかったため、顧客との合意形成が曖昧なまま契約を結んでしまい、工程後半で認識の食い違いに気付き、結果として変更・追加改修などの手戻りが生じ、工数増による追加の費用発生や納期遅れが発生するという問題が度々生じてきました。
RIPSの活用により、作業工程や作成するドキュメントを標準化することで、作業の見える化や顧客との確実な合意形成を実現させ、ロボットシステム構築プロセスの最適化を支援します。
実際の資料はこちらから。
robo-navi.com
RIPSは個別スキルと、会社の対応のニパートに別れています。
こういう文章ですら、現場のロボットインテグレーターの提案活動が実質ナァナァだと指摘されてるのは、なんだかなぁと思います。
お客さんに強く言いにくいのは弊社だけじゃないんですねぇ……。
まあ、ともかく……。
こういった指標があると無いとでは提案活動の質に大きく差がでるので、使えるものは全部使いましょう。
せっかく血税が投入されてるわけですしね……。