www.mtmsystems.jp
ちょっと前から本ブログでも出てましたが……実は弊社ロボットアームを開発していました。
可動軸が6軸、500gのモノを持ち上げるデスクトップサイズのロボットアーム、その名もTsukArm(ツカーム)です。
オープンソース
一番のウリは、なんと言ってもオープンソース(CC BY NC)なところ。
今はソースコードとサンプルだけですが、
近いウチに設計図までアップロード予定です。
制御系も極力ユーザーさんで弄ってもらえるよう、Arduino Due + 専用PWMシールドにしています。
日本語サポート
この手のプロジェクトはどうしても英語オンリー、その上ペラ一枚の資料だけで他は投げっぱなしという事が多いです。
TsukArmプロジェクトはこの件についても上手い解決策を実施します。
具体的には、Wiki形式の技術ページ、チュートリアル動画を充実させるよう動いています。
完了次第、都度追記していきますのでお楽しみに!
実用用途という立ち位置
立ち位置としてはホビー用途と産業用途の中間、"実用用途"と定義しています。
具体的には、企業向けの早期試作、短期間利用するシステム向けといった感じですね。
ボディはアルミ製なので、ある程度負荷を掛けても大丈夫ですし、改造に耐え得るようになっています。
性能は産業ロボット水準に匹敵
高さは500mlペットボトル一本分程度。
これで500g程度のモノを持ち上げる能力*1があります。
精度もチューニング次第で1mm単位までは出すことが可能です。
これ以上の精度が必要な仕事は別途グリッパーを改造してあげる事で対処できます。
こういう自由度もオープンソースハードウェアの魅力です。
気になる値段
さて、気になるお値段ですが……販売価格は648,000円(税別)。
……個人で買うには確かに高いですね。
しかしながら、1~2年で研究や実験に使い倒して頂くには丁度いい値段と耐久度かと思います。
上記のサポート体制構築も含めて、なるべく"リーズナブル"なお値段を目指しました。
なるべく安価に済ませたい方はハード情報から自作にトライしてみてください。