3DCGから動画編集まで何でもできる謎のツールBlender。
およそ4年前にギョームで使う説明CGのために少し触り、凄腕モデラーの前に挫折して放棄してましたが……。
当時注目していた機能の一つとしてPythonをインターフェイスとするスクリプト機能がありました。
これを活かしてゲーム系が色違いモデルを作ったりしてるのを知っており、何か会社資料に使えるかな~くらいの軽い認識でおりました。
ところが……先日、こんなツイートを見かけて考えが変わりました。
動画から振動パターンを分析するみたいな案件があって、Blender使ってMotion tracking結果をビルトインPythonでCSVに書き出したら秒殺だった
— アツユキ (@aaa_tu) April 11, 2022
中のデータPythonで触れる動画編集ソフト強すぎる pic.twitter.com/PUZ03AjBWf
業務系で画像処理の機会も増えていて、以前Blender本を齧ったタイミングだったので……これはちょっとやってみても良さそう。
実際のところ
以下はBlender 3.1.2系で試しています。
Scriptの画面レイアウトにすると、左下に動いています
ないときor別に立ち上げたいとき
ミニ画面左上のアイコンをクリックしPythonConsoleをクリックするか、Shift + F4
何故か下詰めで対話コンソールが起動
ためしてみる
動作試験ついでにbpy.dataにオブジェクト等の情報が格納されてるのでlist化してみます。
>>> list(bpy.data.objects) [bpy.data.objects['Camera'], bpy.data.objects['Cube'], bpy.data.objects['Light']]
画面にはキューブがあるだけですが、それにカメラとライトもobject型で把握できるみたいですね。