Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

Raspberry Pi 4BにAlpine Linuxを導入

Raspberry Pi 3B+にAlpine Linuxを導入します。
Dockerが倍プッシュの軽量なLinux環境というイメージでしたがSBCでは別の恩恵がある様です。
素のRaspberryOSは長く使ってるとSDカードの読み書き寿命でクラッシュしたりします。
Alpine LinuxのDiskless ModeはRAM上に情報をおいて実行するので読み書きの絶対回数が少なくなってシステム寿命的に嬉しい。

実際のところ

SDカードへの書き込み

downloads | Alpine Linux
に移動し「aarch64」版をダウンロードします。

入手した圧縮ファイルを解凍し、「FAT32」でフォーマットしたSDカードに解凍した内容をそのままコピーします。

初期設定

デフォルトではSSHどころかネットワークすらないので初期設定を行います。
ディスプレイとキーボードを繋いだ状態で

$ setup-alpine

設定する項目は

  • keyboard
  • hostname
  • Network/DNS
  • Timezone
  • Proxy
  • Packages Mirror
  • SSH
  • Disk mode

一通り終わったらパッケージマネージャーapkを更新

$ apk update
$ apk upgrade

先程のDiskModeでNoneを選んでいればDiskLess Modeなので、変更は以下のコマンドで記録しないといけません。

$ lbu commit -d