ソフトバンクさんが携帯電話向け周波数として900MHz帯を割り当てられる見込み……との報道が出ていました。
900MHz帯割り当て、「周波数当たりの契約数が差」と総務省 :日本経済新聞
この帯域は回りこみに強かったり、距離減衰が低かったり等々、センサネット向けとしても有望な帯域です。
現状では、950MHzがRFID用に割り当てられていますが、電波利用再編によって7月から915〜928MHz帯に移動することになるようです。
これまでの電波利用状況では、RFIDの周辺にはあまり割り当てがありませんでした。
今回の改正で、RFIDの帯域はMCA(第三者無線 - Wikipedia)と移動体通信(今回のソフトバンクも含む)に挟まれる形で利用していくことになりそうです。
センサネットが展開していく場合、RFIDの帯域に乗っかる形で使うことになると思うのですが、果たしてどうなることやら。
参考文献
- 国内700M/900MHz帯が大規模再編,アジア太平洋や欧州に合わせる - 日経エレクトロニクス - Tech-On!
- OKIテクニカルレビュー 2011年10月/第218号Vol.78 No.1 p104-107
※3/30 速報記事だったためか、リンク元が切れてたので別記事へのリンクに差し替え