Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

Windows10にWSL2環境をいれる

Windows環境でLinux系の動作を再現よくできるWSL(Windows Subsystem for Linux)が聞いている限り便利そう。
リリース直後は恐らく不安定だろうとスルーしてVirtualBoxを利用していたものの、Ver2系統になってからまわりの関連企業でも導入が進んでいるみたいなのでボチボチやってみようかと。

実際のところ

今回はUbuntu20LTS系を構築する事も目標にします。
まったく知らなかったのですが、すくなくとも現行のWSLではインスタンスの巻き戻しや保存もできるそうです。

Microsoft Storeから、Ubuntu20LTS系を探し、ダウンロード
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初回起動するとこんな画面
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なんか設定しないといけないらしい。


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LinuxWindowsサブシステムなる項目を選択
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必要なパッケージを導入され、再起動が促される。
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再起動後、StoreからUbuntuを起動するとダウンロードが開始される
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ユーザー名とパスワードを入れれば無事起動。
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WSL2にバージョンアップする

WSL2を使う場合はこのままではダメ。

PS C:\WINDOWS\system32> dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart

展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.19041.844

イメージのバージョン: 10.0.19042.1083

機能を有効にしています
[==========================100.0%==========================]
操作は正常に完了しました。

最新のカーネルをダウンロードして適用。
執筆時点の最新は以下のリンクにある。14Mbyteほど。
https://wslstorestorage.blob.core.windows.net/wslblob/wsl_update_x64.msi
インストーラーを起動するとこんな画面が出てくるので、指示をよく読んでOKなら導入する。
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適用。

PS C:\WINDOWS\system32> wsl --set-default-version 2

【注意】完全に動くというわけでもない

私個人は直接確認していないものの、シリアルポートの挙動がUbuntu機で異なるという話を小耳にはさんだことがあります。