MFT2022のキオクシアブースで聞いた話のメモ。
画像処理や音声解析、あるいは私のやろうとしてる制御工学など、データに紐づいた細かい計算の塊みたいな処理は結構あります。
こういう処理は一旦メモリ上に載せられた一時情報をCPUで計算して、最終結果をストレージに置くという処理をされる事が多いです。
ここで最近のストレージを見ていくと、SSDなんかでもインターフェースの内側では効率的かつ安全な保存のため処理用のチップが走っています。
このチップもどんどん高性能・高機能化しているわけでして……これを、細かい計算の前処理に使うというのが、インストレージコンピューティングという奴です。
考え方は2010年ごろからあったみたいです。
fswebcamを例にすれば、USBカメラからの生データをストレージで受けて、JPEGなりPNGなりにするって感じでしょうかね。
キオクシアさんのブースではマイコンボードとストレージの組み合わせでプロトタイプを作成、第二段階でRP2040とストレージのワンモジュールとしていました。
今後、このアプローチは流行りそう。
2022/9/16追記
MakerFaireTokyo2022で展示されていたキオクシアさんブースのデモ機それ自体がクレイン電子さんから売り出してました。
crane-elec.co.jp
執筆時点ではスイッチサイエンスさんで販売していたので、今後の勉強のため購入
www.switch-science.com