善悪を語る前にその善悪という言葉の定義から考えようか……というのが、メタ倫理学なのだそうです。
あくまで学問分野の定義ですので、倫理というものの捉え方は学派によって異なっています。
善悪の判断基準である倫理もそれが実在しているか否かで別れ、それが実在していないとして効力を発揮している(ように見える)のは何故かという話でさらに分かれ。
本文中でも言及されているように、道徳に無謬性を持たせると危険極まりない事は事実です。
だからと言ってその実在やら定義やらにのめり込み過ぎるのも、私には合わないように感じました。