ある程度なれたら、その言語のコーディング規則は極力見ておくと良いです。
日夜その言語の事ばかり考えているモホーク・チーフ達が練り上げた、”その言語らしさ”を垣間見ることができます。
メジャー言語にして書面化を尊ぶ文化を持つPythonには、PEP8と呼ばれる公式ドキュメントが存在しています。
これは有志によって和訳されており、以下のページで確認可能です。
公式英語版のアップデートはRSS経由で補足し、都度アップデートしてくれるという気合の入り具合が素敵です。
はじめに — pep8-ja 1.0 ドキュメント
見てみた範囲では……結構、Rubyと違い”カッチリ書くのが良い”という考え方のようです。
改行時の四則演算子の取扱から空白文字の有無、果ては一行に収める文字数まで、結構細かく記述があります。
が、それらの表記はあくまで目安。
冒頭には「必要ならこの規則は無視してね☆」という旨の文章が用意されています。
スタイルガイドは一貫性に関するものです。このスタイルガイドに合わせることは重要ですが、プロジェクトの中で一貫性を保つことはもっと重要です。一番重要なのは、特定のモジュールや関数の中で一貫性を保つことです。
しかし、一貫性を崩すべき場合があることも知っておいてください - つまり、このスタイルガイドが適用されない場合があります。疑問に思ったときは、あなたの判断を優先してください。他の例を調べ、一番良さそうなものを決めて下さい。そして、躊躇せずに質問して下さい!
特に、このPEPに準拠するためにコードの後方互換性を壊すようなことは絶対にしないで下さい!
特に主義主張がないなら、守るようにしてねっていう体なんでしょうか……?