- 作者: マーティン・フォード,松本剛史
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2015/10/22
- メディア: 単行本
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巷にはびこる、「高度な教育を与えれば収入が上がって豊かになる」という考え方に対し警鐘を鳴らす本です。
いわく、人工知能(作中の用途だとエキスパート機能)やロボットによる自動化で、
ホワイトカラー仕事すらもなくなり結果、消費活動の主役である中産階級が消えて資産家自体も金を稼げなくなるぞという論調です。
昨今話題の、クラウドワーカーを使った自称人工知能型業務自動化(笑)についても、
このままデータが蓄積すれば本物になり、そうなれば経済性原理からホワイトカラーの業務はなくなると。
具体的な危機例として、画像診断の発展による放射線技師の就職難があげられています。