結構前から、システムを作るときにはシェルスクリプト on Bashな構成で作っています。
保存はファイルにやってたのですが、IoTなのだと流石にデータ量が増えすぎて、ある時刻のグラフを出すといった用途では正直少し大変でした*1。
で、そんな折に本屋を徘徊していて見つけたのがこちらの本。
著者は大学のセンセ……というか、以前読んだEmacsLispの本の著者さんでした。
大学の成績管理等で使うシステムを作る際にRails等のフレームワーク更新に対応するのが大変だったのでBash系での構築を試したという経緯で作られた内容であるため、問題意識も実際的です。
データベースの部分はSQLite3系統を使っています。
RubyやPythonのラッパーでしかSQLを触れてない軟弱者なのですが、本書で幾分使い方が分かったかも。
シェルスクリプトについても、知らないかったネタが載っていて中々勉強になりました。
以前紹介した「フルスクラッチから1日でCMSを作る シェルスクリプト高速開発手法入門」で忌み嫌われていたwhileの上手な使い方が書いてあったりして、
やや流儀が違うのが分かるのも面白いです。
私は原理主義より問題解決を優先するタイプなので、理解できている範囲で良いとこ食いしようと思います。
関連する本
*1:私の実力不足も大いにあったと思います