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PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

【読書メモ】 アラン 幸福論 (岩波文庫)

同名の本が多くてややこしいのですが、今回読んだのはフランスの哲学者エミール・シャルティエ氏、通称アラン氏による説話集めいた内容の本です。
大元が新聞の連載とのことで、一遍一遍の量も軽く隙間時間にちょろちょろ読むのにいいかも。

全体を通して感じたのは、パニック障害系の治療本と被ってる所が多そうだという所。
自己効力感を高めるため、とりあえず手に届く範囲で手を動かすこと。
自分の感情が飽和しそうになっても、それに付き合わないこと。
周囲に甘やかされる事自体が、時に毒になりえること。
悲劇のヒロインやる手間で上機嫌でいたほうが、まず自分が良くなり、次いで周辺からのフィードバックもよくなる事……など。

あとは、まぁ……作中、モラリストなる連中に付き合うなという警句がポツポツ出てくるのですが、
このモラリスト衆、いまでいうリベラリストの挙動そのまんまなんですよね……歴史は繰り返すというか何というか。

参考もと

他の「幸福論」


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