以前の記事で取り上げた超速Androidエミュレータgenymotionですが、Titanium mobileとも紐付けできます。
これでわざわざ重いGUIを起動しなくてもインストールしたり、修正したりできます。
本記事では、CLI経由でGenymotionとTitanium mobileを繋げて高速ビルドする方法を紹介します。
文字やアイコンをチョイチョイと直したい時などは特に有効です。
手順
Android Debug Bridge (adb)
まずはAndroid Debug Bridge (adb) への紐付けを行います。
ついでに、よく使うコマンド'devices'と'connect'のエイリアスをつくってしまししょう。
echo "alias adb='/Applications/adt-bundle-mac-x86_64-20130522/sdk/platform-tools/adb'" >> ~/.bashrc echo "alias adblist='adb devices'" >> ~/.bashrc echo "alias adbstart='adb connect'" >> ~/.bashrc source ~/.bashrc
Titanium mobile
終わったらいよいよTitanium mobileと紐付けです。
デフォルトでは、192.168.56.102:5555として起動します。
もしコネクションに失敗した場合は、まずここを疑って下さい。
設定の確認、、変更はVirtualboxから行います。
echo "alias timake='titanium build --platform=android --build-only && adb -s 192.168.56.102:5555 install -r build/android/bin/app.apk " >> ~/.bashrc source ~/.bashrc
実行
Genymotionで適切なAndroid端末を起動した後はこれを実行すると
$ timake Titanium Command-Line Interface, CLI version 3.1.1, Titanium SDK version 3.1.1.GA Copyright (c) 2012-2013, Appcelerator, Inc. All Rights Reserved. Please report bugs to http://jira.appcelerator.org/ ... [INFO] Project built successfully in 39s 109ms [INFO] Emulator not running, exiting... 8634 KB/s (8811455 bytes in 0.996s) pkg: /data/local/tmp/app.apk Success
でインストール完了です。ちゃんとアイコンが増えてる事が確認できます。
なお、再インストール時に同一アプリを立ち上げたままだと、完了時にアプリが閉じるようになっています。
11/5 追記
とか何とか言って鼻息荒くしてたら
node.js実装の素敵なCLIツールがお披露目されました。
android専業の本記事と違い、iOS、Blackberryにも対応した優秀すぎる子です。
単にTitaniumをCLI経由で弄りたいんじゃーという方は断然、この子を使った方が幸せになれます。
https://github.com/FokkeZB/tn
参考もと
Titanium Mobileで開発するiPhone/Androidアプリ (Smart Mobile Developer)
- 作者: 北尾雅人,増井雄一郎
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2011/06/10
- メディア: 大型本
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