Bye Bye Moore

猫マンション建築の野望を胸に零細事業主として資本主義の荒波に漕ぎ出したアラサー男の技術メモ

【読書メモ】意識をデザインする仕事 「福祉の常識」を覆すピープルデザインが目指すもの

意識をデザインする仕事 「福祉の常識」を覆すピープルデザインが目指すもの

意識をデザインする仕事 「福祉の常識」を覆すピープルデザインが目指すもの

ピープルデザインという言葉があるそうです。
公式から定義を引用すると……

PEOPLE DESIGNの定義
"心のバリアフリー" をクリエイティブに実現する思想や方法。

 ・第3者に対する配慮/共存/共生への気づきがある。
 ・ハンディを解決する機能やサービスがある。
 ・ファッション・インテリアデザインとして洗練されている。
上記のうち2つ以上を満たすもの。

Nextidevolution[ネクスタイド・エヴォリューション] − ソーシャル・プロジェクト(People Design) より

Youtubeにある、TEDの動画
youtu.be

ざっくりまとめると、
「これまで福祉用といって妙にダサいデザインが許容されてたけど、それ以外の人も格好いいという動機で普段使いしてくれるようなのがあったら良いよね!」
という感じの活動です。

福祉用のものが一般化したケースとして、温水洗浄便座が挙げられています。
これは開発当初は医療用だったものを、日本では1980年にTOTOが市販し*1爆発的に普及しました。
このように、利便性さえちゃんと伝われば医療機器も一般化し、それが福祉の発展にも繋がるというアプローチがピープルデザインの根幹にあります。

*1:正確には、67年ごろに初の国産機がでてたのですが技術的制約から限定的普及に止まっていたようです