「苦手な顧客」とどう向き合えばいいのか (「感情労働営業」スキルを高める方法)
- 作者: 茂木 信幸
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
「感情労働」というコトバがあります。
新語の類のため辞書の掲載が見つからなかったのですが、
Wikipediaの記述を引用すると以下のように定義されているようです。
感情労働(かんじょうろうどう、英: Emotional labor)とは、感情が労働内容の不可欠な要素であり、かつ適切・不適切な感情がルール化されている労働のこと[1]。肉体や頭脳だけでなく「感情の抑制や鈍麻、緊張、忍耐などが絶対的に必要」である労働を意味する。
[1]:『別冊サンガジャパン 3』 サンガ、2016年12月が元
この本は感情労働の中でも特に「営業」について注目し、
それらについて上手い対処法や考え方を紹介してくれている本となっています。
第三章の副題「感情の見える化が”演技”である」というフレーズに、本書の基本的考え方が示されているかと思います。
紹介されている方法論も、変に精神論にも技術論にも寄せていないところが個人的に取っ付きやすかったですね。
正直なところ、まだ肚の底では芝居をしろというアドバイスが上手く納得できていないのですが、今の私に間違いなく必要な事であるのは理解ができました。
食わず嫌いで終わらせず、できるトコからやってきます。