【読書メモ】「タワマン」ブランドの崩壊 ~価格暴落とゴーストタウン化が始まる!~

下がる下がると言われているタワマンの価値。
高い管理費に高齢化する住民……と、なんかニュータウンの焼き直しみたいな話が聞こえてきます。
この本は、そういったタワマン暴落予想のお話。
経済系雑誌の特集を束ねて文章や図表を整えたような感じの構成です。

生産緑地

で、私はこの本ではじめて知ったのですが、都市部なんかで見られる生産緑地の手放し許可である30年目が2022年なんだそうです。
業界がいうところの、「生産緑地2020年問題」。
具体的には、これを好機と手放された緑地の宅地転用が増えて周辺地価に悪い影響がでるのでは、という予想があるようです。
市町村が買い取れば不動産屋の手に渡ることはない、となってますが全部買い取りというわけにもいかんでしょう。
地価が下がって新築や新商業施設建設の流れができれば地域への移住が促進され、相対的に高額で不便なタワマンの価値も下がるでは、というのが筆者の予想。

この生産緑地、私の大学のあった調布でもポツポツとありました。
多摩地域は私鉄の改善が進んで昔より通勤が楽になったという事でちょっとした新築ラッシュがきた事も。
その勢いもあって、駅前も急激に便利になりました。
東京の人口は2050年まで増え続けるって国連の試算もあるので、ベッドタウンを拠点にしてる土地屋さんは本気で狙ってそうではります。

……ま、資産どころか貯金すら無い僕には当分関係ない話ですけどネ。

この生産緑地法改正……というか期限切れについてはギョーカイの方のページをみるのがよいかと。
生産緑地法改正と2022年問題―2022年問題から始まる都市農業振興とまちづくり |ニッセイ基礎研究所