巷で出回っているノウハウ本は基本的に成功体験がほとんどです。
必然的に生存者バイアスがかかってしまうわけで、その辺りを差し引きながらエッセンスだけ引っ張り出さないといけません。
そういう中にあって、失敗体験の本は極めて貴重です。
というわけで今回はYoutubeで稼ごうとしたけど失敗した方の体験談本。
この手の本は漫画家さんがエッセイマンガで出すイメージがあるのですが、著者の方は極々普通のシングルマザー……いや、普通ではないですね非常に苦労人です。
顔だし無しのシングルマザーのVLOG……まったく触れたことのない業界ですが、やりよう次第では上手くいったネタな気がします。
それこそ、Vtuberとかでブランディングすればワンチャンあったのでは……??
さて具体的な遺影は本誌を見て頂くとして、失敗の自己分析として挙げられていたのはざっくり以下の三点
- 色々手を出しすぎていた
- 市場調査不足(投稿内容、ユーザー傾向、投稿時間・頻度のテスト)
- 広報の不足(レスのマメさ、SNSの活用)
……なんだが、中小企業の経営にも通じる話な気がしてなりません。
だってこれ、流行らない個人商店の特徴そのまんまなじゃぁないですか。
広い見方をすればYoutuberも商売なわけで、結局商いの基本は変わらないという事でしょうか。