- 作者:全宅ツイ
- 発売日: 2019/10/12
- メディア: 単行本
最近、こんな本ばっかり読んでる気がします。
別に他人の不幸が蜜の味なんて話ではなく、一度自社をつぶしかけてバッドパターンの蓄積が必要と自覚したから。
あの不快な感覚、空気、肌触り。
商いは飽きないってくらいで、対策しようが何しようが思いもしないトラブルが起こるもんですが、
だからこそバッドパターンに嵌った事は早めに知覚したいんですよ。
対抗すべき時を知ると知らぬで手間が違うというか。
……で、こちらの本はTwitter村の、それも不動産クラスタというキナ臭い界隈から出てた本とのこと。
視点が不動産業界の雇用者側という事もあって、基本的に社長や債権者への辛口コメントの嵐。
正直、「リスクを取らざるを得ない経営者の苦労も知らんと好き勝手言いやがって……」なところがあります。
が、まぁ所詮はTwitter村民なわけで、ネットの高く安全なところからご高説、実生活では小市民っていうのは標準的な行動パターンなんでしょうけれど。
業界や立場は違うものの……追い込まれた人間と、追い込む人間のパターンが垣間見えて目的は達成できました。
もちろん、気分はよくないですが。
あと、すごくどうでもいいですが、この本みたいな昭和特撮風の絵、好きです（
