Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

【読書メモ】芸術起業論  幻冬舎文庫

正直、この村上隆という人物は好きではないですし、読んだ後もまったく好感度はあがりませんでした。
ただ、なぜそういう行動をとったのかは幾分つかめた気がします。

曰く、アートにはコンテクスト的ものが存在しており、それに則った「発見」がアートなんだと。
そのアートを安定実現するためにはマネタイズ的仕組みが不可欠であり、だから自分は起業して法人格としてやったんだという流れでした。

いわゆるITベンチャーの経営層が閉じた美術館をつくってアートの売り買いをしている等々、私個人はマネーゲームの一環という理解でアート界隈を理解しています。
まぁ、それを好意的に解釈すると、こういう分析になるんでしょうね。

アート界隈のビジネスサイドの視点では、こんな本も

shuzo-kino.hateblo.jp
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